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後骨間神経(こうこっかんしんけい)とは?橈骨神経深枝の続きと支配する伸筋を人体解剖図で解説

はじめに

本記事では「後骨間神経」について詳しく解説します。後骨間神経は、橈骨神経の深枝が回外筋を貫いて前腕の後面に出たあとの続きで、前腕の伸筋群を支配する運動神経です。皮膚の感覚は伝えませんが、手首の関節の感覚に関わる枝を出します。英語では posterior interosseous nerve と呼ばれ、「前腕の後ろで骨間膜の上を走る神経」と覚えられます。本記事を、身体への理解を深めるために役立ててください。

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後骨間神経とは

後骨間神経は、橈骨神経の深枝の続きで、前腕の後面を骨間膜の上に沿って下り、指と手首を伸ばす筋を支配する神経です。皮膚の感覚は伝えず、手の甲の皮膚感覚は橈骨神経の浅枝が担当します。指の伸び縮みの運動に関係し、指の動きや筋力に影響を与える重要な神経です。

後骨間神経の読み方

後骨間神経は、「こうこつかんしんけい」と読みます。「骨間」は前腕の2本の骨(橈骨と尺骨)のあいだという意味で、神経が前腕骨間膜の後面に沿って走ることを表しています。前面を走る「前骨間神経」(正中神経の枝)と対になる名前です。

後骨間神経の特徴

後骨間神経は、肘の外側で橈骨神経から分かれた深枝が、回外筋の2つの層のあいだ(フローセのアーケード)を通って前腕の後面に出たところから始まります。そこから前腕の伸筋群に枝を出しながら骨間膜の後面を下り、手首の関節包に終わります。支配する筋は、総指伸筋、小指伸筋、尺側手根伸筋、長母指外転筋、短母指伸筋、長母指伸筋、示指伸筋です。

後骨間神経の場所・位置

人体解剖図を見ると後骨間神経は、前腕の後面で、浅層の伸筋(総指伸筋など)と深層の伸筋(長母指外転筋など)のあいだを下っています。3Dで総指伸筋を非表示にすると、骨間膜の上を後骨間動脈と並んで走る様子が確認できます。

後骨間神経の覚え方

後骨間神経を覚えるコツとして、「後(後ろ)」であることと、「骨間(骨の間)」にある神経であることに注目して、「前腕の後ろで骨間膜の上を走り、伸筋を動かす神経」と覚えると簡単です。また、橈骨神経の深枝の続きであること、皮膚の感覚は伝えないことも合わせて覚えておくと、前骨間神経や橈骨神経浅枝と混同しません。

後骨間神経の英語・ラテン語

後骨間神経は、英語では posterior interosseous nerve、ラテン語では nervus interosseus posterior と呼ばれています。略して PIN と書かれることもあります。この名称を覚えることで、英語圏での学術論文や資料にも容易にアクセスすることができます。

後骨間神経の豆知識

豆知識をご紹介します。

後骨間神経は、回外筋を貫く場所が特徴的で、この通り道はフローセのアーケード(回外筋の近位縁の線維性の弓)と呼ばれます。また、橈骨神経の枝のうち、長橈側手根伸筋と短橈側手根伸筋は深枝が回外筋に入る前に支配されるため、厳密には後骨間神経の支配ではありません。「手首を伸ばす橈側の筋は分かれる前、指を伸ばす筋は分かれた後」と整理すると、試験で問われる支配筋の区別がつきます。

後骨間神経のクイズと正答

Q:後骨間神経はどこにあり、どのような役割を持っていますか?

A:後骨間神経は、前腕の後面で骨間膜の上を下る橈骨神経深枝の続きで、総指伸筋や長母指伸筋など、指と手首を伸ばす筋を支配しています。

Q:後骨間神経は皮膚の感覚を伝えますか?

A:伝えません。後骨間神経は運動神経で、皮膚への枝を出しません。手の甲の皮膚感覚は橈骨神経の浅枝が担当し、後骨間神経は手首の関節への感覚枝を出すだけです。

まとめ

今回は「後骨間神経」の場所・位置や覚え方、英語・ラテン語表記を解説しました。

いかがでしたでしょうか?

この記事を読んで解剖学への理解が深まったら嬉しいです。

学習は終わりがない長い道のりですが、皆さんの成功を心から祈っています。これからも一緒に学び、国家試験に向けて励みましょう!

ぜひ、次回のブログもお楽しみに。

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