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踵腓靭帯とは?場所と働き、前距腓靭帯との関係を3Dで解説

はじめに

本記事では「踵腓靭帯」について詳しく解説します。

踵腓靭帯は、足首の外側で腓骨の外果と踵骨をつなぐ靭帯です。前距腓靭帯・後距腓靭帯とともに足関節の外側側副靭帯をつくり、足が内側に倒れすぎないように外側を支えています。この記事では、踵腓靭帯の場所、読み方、英語名、関連する前距腓靭帯を解説します。本記事を、身体への理解を深めるために役立ててください。

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踵腓靭帯とは

踵腓靭帯は、足関節の外側にある3本の靭帯(外側側副靭帯)のうちの1本で、腓骨の外果と踵骨をつなぎます。足首を内側にひねる動き(内反)を制限し、距骨下関節もまたぐため、足関節と距骨下関節の両方の安定に関わります。

踵腓靭帯の読み方

踵腓靭帯は、「しょうひじんたい」と読みます。

踵腓靭帯の特徴

踵腓靭帯は、外果の先端から後下方へ斜めに走る細長いひも状の靭帯で、長さは約2cmです。表面を長腓骨筋・短腓骨筋の腱が通り、靭帯はその深層にあります。足首を背屈(つま先を上げる)した状態で最も張り、底屈すると緩みます。

踵腓靭帯の場所・位置

踵腓靭帯は、腓骨の下端(外くるぶし=外果)の先端から始まり、後下方へ走って踵骨の外側面に付きます。人体解剖図で、前にある前距腓靭帯、後ろにある後距腓靭帯との並びを確認してみてください。

踵腓靭帯の覚え方

「外果と踵骨を斜めに結ぶ外側のひも」と覚えておきましょう。外側側副靭帯は前から順に、前距腓靭帯(距骨へ)、踵腓靭帯(踵骨へ)、後距腓靭帯(距骨へ)の3本で、「距・踵・距」と唱えると順番を思い出せます。

踵腓靭帯の英語・ラテン語

踵腓靭帯は英語で “Calcaneofibular Ligament” と表され、ラテン語では “Ligamentum Calcaneofibulare” と呼ばれます。

踵腓靭帯の豆知識

豆知識をご紹介します。

踵腓靭帯は、足関節の外側側副靭帯の中で唯一、距骨ではなく踵骨に付く靭帯です。そのため足関節(距腿関節)だけでなく、距骨と踵骨のあいだの距骨下関節も安定させています。3Dで腓骨筋腱を非表示にすると、腱の下に隠れていた踵腓靭帯の走行が見えます。

踵腓靭帯に関連する組織:前距腓靭帯の特徴

前距腓靭帯は、外側側副靭帯3本のうち最も前にある靭帯で、腓骨の外果の前縁から距骨の頸部へ前内側に走ります。足首を底屈(つま先を下げる)した状態で張り、距骨が前にずれるのを防ぎます。踵腓靭帯が背屈位で張るのと逆の関係にあり、2本で足首の角度にかかわらず外側を支えています。

踵腓靭帯に関連する組織:前距腓靭帯の場所・位置

前距腓靭帯は、足首の前外側に位置しており、腓骨の外果の前縁から始まり、距骨の頸部の外側面に付きます。外側側副靭帯の中では最も薄く平たい靭帯で、関節包と一体になっています。足首を底屈・内反させたときに最も張ります。

踵腓靭帯に関連する組織:前距腓靭帯の豆知識

豆知識を紹介します。

• 距骨には筋肉が付かない:前距腓靭帯が付く距骨は、筋肉が1つも付着しない珍しい骨です。周囲の靭帯だけで位置が保たれているため、前距腓靭帯や踵腓靭帯の役割が大きくなっています。

• 内側は三角靭帯:足関節の内側には、脛骨の内果から扇状に広がる三角靭帯があります。外側が3本の細い靭帯に分かれているのに対し、内側は1枚の厚い靭帯で、内側のほうが強い構造です。

• 張る角度が違う:前距腓靭帯は底屈で、踵腓靭帯は背屈で張ります。3Dで足首を動かしながら2本の靭帯の向きを見比べると、角度によってどちらが働くかが分かります。

前距腓靭帯と踵腓靭帯は、互いに補い合いながら足首の外側の安定を保っています。外側の3本と内側の三角靭帯をセットで確認してみましょう。

まとめ

今回は「踵腓靭帯」の場所・位置や覚え方、英語・ラテン語表記を解説しました。

いかがでしたでしょうか?

この記事を読んで解剖学への理解が深まったら嬉しいです。

学習は終わりがない長い道のりですが、皆さんの成功を心から祈っています。これからも一緒に学び、国家試験に向けて励みましょう!

ぜひ、次回のブログもお楽しみに。

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