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咬筋はどこ?噛むときに硬くなる筋の起始停止と神経

はじめに

本記事では「咬筋」について詳しく解説します。

咬筋は、顔の筋肉の一つで、主に咀嚼の動作に関与しています。この筋肉の位置、起始と停止、働き、読み方、英語・ラテン語表記、そして関連する顎関節について解説します。

本記事を、身体への理解を深めるために役立ててください。

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咬筋とは  

咬筋は、私たちの顔の筋肉のひとつで、主に咀嚼(そしゃく)の動作に関与しています。4つの咀嚼筋(咬筋・側頭筋・内側翼突筋・外側翼突筋)の中で最も浅い位置にあり、歯を食いしばると頬の後ろで硬くなるのを触れることができます。

咬筋の読み方

この筋肉を日本語では「こうきん」と読みます。

咬筋の特徴  

咬筋はその強力な力で知られています。頬骨弓から起こり、下顎枝の外側面と下顎角に停止する四角い厚い筋で、浅部と深部の2層からなります。収縮すると下顎を引き上げて口を閉じ、食べ物を噛み砕きます。神経支配は下顎神経(三叉神経第3枝)の咬筋神経です。

咬筋の場所・位置  

咬筋は顔の両側に位置しており、耳のすぐ前、頬骨の下あたりから始まり、下顎まで伸びています。この位置関係は、「人体解剖図」を見ることでより詳しく理解することができます。

咬筋の覚え方  

咬筋を覚える一つの方法は、顔を触りながらこの筋肉がどのように動くかを感じることです。また、頬を軽くつまんで咀嚼動作をすると、咬筋の動きを直接感じることができます。

咬筋の英語・ラテン語

英語では「Masseter Muscle」と言い、ラテン語では「Musculus masseter」と表記されます。世界中の解剖学のテキストでこの名称が用いられます。

咬筋の豆知識

咬筋は、咀嚼以外にも話す、笑うといった日常生活における多くの動作に関与しています。咬筋の浅部は頬骨弓の前3分の2から後下方へ、深部は頬骨弓の後ろ3分の1から垂直に下がり、浅部は下顎を前に出す方向にも働きます。咬筋の表面を耳下腺管と顔面神経の枝が横切っており、3Dで顔面の神経と血管を重ねると位置関係が確認できます。

咬筋に関連する組織:顎関節の特徴

顎関節(Temporomandibular Joint, TMJ)は、顔の構成要素の中で特に複雑な構造をしており、私たちが食事をする際、話す際、さらには表情を作る際に不可欠な役割を果たしています。この関節は、頭蓋骨の側頭骨(下顎窩と関節結節)と、下顎骨の下顎頭の間にあり、ヒンジのような回転とスライドのような滑りを同時に行うことができる関節です。左右の顎関節は下顎骨を介してつながっているため、片側だけを動かすことはできません。

咬筋は、この顎関節の直接的な動きを担当する主要な筋肉の一つです。咬筋の働きにより、顎関節は安定した動きをしながら、効率的な咀嚼活動を実現しています。顎関節のこの独特な動きは、滑らかな咀嚼と正確な話し方を可能にしており、私たちの日常生活において非常に重要な役割を果たしています。

咬筋に関連する組織:顎関節の場所・位置

顎関節は、耳の前、頬の部分に位置しています。具体的には、側頭骨の一部である側頭鱗と下顎骨が接触し合っている箇所です。関節の内部は、関節円盤(Articular disc)によって上下に分かれており、この円盤が関節のスムーズな動きをサポートしています。

この位置により、顎関節は顔の動きと直接関連することになり、咬筋を含む顔面の多くの筋肉と密接に協働しています。咬筋は、下顎骨を引き上げることによって、顎関節の運動を助け、咀嚼や話し言葉を支えています。

咬筋に関連する組織:顎関節の豆知識

顎関節の中の関節円板は、関節を上下2つの部屋に分けています。下の部屋では下顎頭が円板に対して回転し(蝶番運動)、上の部屋では円板と下顎頭が一緒に関節結節の上へ前方に滑ります(滑走運動)。口を少し開けるときは回転が中心で、大きく開けるときは滑りが加わります。

顎関節を動かす筋肉は、閉口筋の咬筋・側頭筋・内側翼突筋と、開口と前突を担う外側翼突筋です。外側翼突筋の上頭は関節円板に付いており、口を開けるときに円板を前方へ導きます。耳の前に指を当てて口を大きく開けると、下顎頭が前に滑り出す動きを触れることができます。

咬筋と密接に関連する顎関節は、食べる、話す、表情を作るなど私たちの日常生活において重要な役割を担っています。咬筋が下顎を引き上げ、顎関節で回転と滑りが組み合わさるという一連のしくみを3Dで確認しておくと、咀嚼運動の全体像が整理できます。

咬筋に関するクイズ

Q1. 咬筋は顔のどの部分に位置しているでしょうか?

   – 正答: 耳のすぐ前、頬骨の下あたりから始まり、下顎まで伸びています。

Q2. 咬筋の英語名は何でしょう?

   – 正答: Masseter Muscle

まとめ

今回は「咬筋」の場所・位置や覚え方、英語・ラテン語表記を解説しました。

いかがでしたでしょうか?

この記事を読んで解剖学への理解が深まったら嬉しいです。

学習は終わりがない長い道のりですが、皆さんの成功を心から祈っています。これからも一緒に学び、国家試験に向けて励みましょう!

ぜひ、次回のブログもお楽しみに。

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