商品バナー
  1. ホーム
  2. 解剖学
  3. 筋肉(筋系)
  4. 上肢(上腕・前腕・手)

方形回内筋とは?前腕の最深層で回内を担う筋の場所・働き・神経

はじめに

本記事では「方形回内筋」について詳しく解説します。

方形回内筋は、前腕の回内動作を効果的に行うために不可欠な筋肉です。日常生活での様々な活動、例えば物を掴む動作や手を下に向ける動作などにおいて、腕と手の機能を支えています。この筋肉は手首近く、尺骨と橈骨の間に位置し、日常の多岐にわたる動作に対応する重要な役割を担っています。また、方形回内筋に関連する筋肉である、円回内筋についても解説しています。本記事を、身体への理解を深めるために役立ててください。

方形回内筋(ほうけいかいないきん)に関する動画の視聴はこちらから

チームラボボディPro 無料ダウンロード

人体の構造の全てがわかる3D解剖学アプリ
チームラボボディProのダウンロードはこちらから!

方形回内筋とは

方形回内筋は前腕の回内動作(手の平を下に向ける)を担う筋肉で、前腕の最も深い層にあります。日常生活での様々な活動において、腕と手を機能させるために不可欠です。

方形回内筋の読み方

「ほうけいかいないきん」と読みます。

方形回内筋の特徴

手首近く、尺骨と橈骨の間に四角形の板のように張っています。手の平を下に向ける動作を司ることが主な機能で、神経支配は正中神経の枝である前骨間神経です。

方形回内筋の場所・位置

前腕(ひじから手首までの部分)の最も遠位に位置する筋肉です。具体的には、手首の近く、前腕の前面の最深層にあります。

この筋肉は、尺骨(前腕の内側の骨)の下端の前面から始まり、橈骨(前腕の外側の骨)の下端の前面に停止します。

方形回内筋の覚え方

名前が機能と形状を表しています。「回内」とは手の平を下に向ける動作、「方形」は筋肉の形状を指します。

方形回内筋の英語・ラテン語

英語で “Pronator quadratus muscle”、ラテン語で “Musculus pronator quadratus” と言います。これらはそれぞれ「回内」と「方形」の意味を持ちます。

方形回内筋の豆知識

方形回内筋は前腕の最深層にあり、浅い層の指の屈筋群に覆われているため、体表から直接触れることはできません。前腕の骨間膜の前面を下ってきた前骨間神経と前骨間動脈は、この筋肉の深面に達して終わります。3Dで指の屈筋を非表示にすると、骨間膜の上に四角い方形回内筋が現れます。

また、方形回内筋は、解剖学の学習において、前腕の他の組織を特定するのに役立つ参照点となります。方形回内筋の位置と形状により、周囲の神経や血管など他の重要な組織の位置関係を理解しやすくなります。

方形回内筋に関連する組織:円回内筋の特徴

方形回内筋(Pronator quadratus)は前腕の回内を担う筋肉の一つですが、この役割を共有するもう一つの重要な筋肉が円回内筋(Pronator teres)です。円回内筋は前腕の近位部に位置し、上腕骨の内側上顆と尺骨の鉤状突起から起こって橈骨の外側面の中央に停止することで、強力な回内作用を提供します。神経支配は正中神経で、正中神経は円回内筋の2つの頭のあいだを通って前腕に入ります。

方形回内筋に関連する組織:円回内筋の場所・位置

円回内筋は肘の内側(上腕骨の内側上顆)から前腕の上部にかけて斜めに走り、肘窩の内側の縁をつくっています。円回内筋と方形回内筋は、共同で前腕の回内動作を担い、異なる位置から同じ機能を補助することで、手の使い勝手と柔軟性を高めています。

方形回内筋に関連する組織:円回内筋の豆知識

 円回内筋は肘から前腕の上部にかけての範囲で効果を発揮し、素早く力強い回内を担います。方形回内筋は主に手首付近でその効果を発揮し、ゆっくりした回内や、回内した位置の保持を担います。また、方形回内筋は橈骨と尺骨の下端を束ねて、遠位橈尺関節を安定させる役割もあります。

方形回内筋のクイズと正答

Q:方形回内筋は前腕のどの動きを担いますか?

A:回内動作(手の平を下に向ける動き)

まとめ

今回は「方形回内筋」の場所・位置や覚え方、英語・ラテン語表記を解説しました。

いかがでしたでしょうか?

この記事を読んで解剖学への理解が深まったら嬉しいです。

学習は終わりがない長い道のりですが、皆さんの成功を心から祈っています。これからも一緒に学び、国家試験に向けて励みましょう!

ぜひ、次回のブログもお楽しみに。

解剖学アプリ「teamLabBody Pro」でもっと詳しく!

teamLabBody Proは人体の筋肉、臓器、神経、骨関節など全身を網羅した「3D人体解剖学アプリ」です。

複数の被験者のデータを元にCT・MRIデータから人体を忠実に再現。医師監修の医学書レベル内容をあらゆる角度から自由自在に俯瞰できるため、患者様への手術説明や学生の解剖学の勉強など様々な医療シーンに活用可能です。

今回紹介した部位をもっと詳しく見たい方は、ぜひ解剖学アプリ「teamLabBody Pro」をダウンロードしてみてください。

チームラボボディPro 無料ダウンロード

人体の構造の全てがわかる3D解剖学アプリ
チームラボボディProのダウンロードはこちらから!

シェアする